egglife「のこりもの」

egglife「のこりもの」

かつてあったものが、なくなった事で浮き上がる存在感と、複数と存在している中で不在と扱われる存在感。

そんな繊細な状況に対して、私たちは気付くことも気が付かずに暮らすこともできる。

この世界には知らない間に、時間をかけて静かになくなっている事柄がたくさんある。

今回の作品は【浸食】や【コミュニケーション能力の有無について】などから着想を得た。浸食によって削られる岩肌は柔らかな部分から。

会話において、相手に伝達されない言葉は、か弱い声(音)からと、どちらも強度の低いものから存在を消失しやすい。

環境や相手を丁寧に読み解き、解釈の解像度を引き上げる訓練をすることで、もしかしたら《柔らかな居場所》も残せるのかもしれない。

ジブンと誰かの大切な場所を守る時、音の様な声を聴く時、私たちはどのような身体や感覚でこの地に立っていればいいのだろうか。


吉祥寺ダンスリライトvol.4

Bプログラム egglife

『のこりもの』

出演:asamicro 、山中芽衣 、竹下真歩  、福島頌子  、水戸部春菜  (舞台美術担当)

主催・企画制作:吉祥寺シアター

総合ディレクター:北尾亘 (Baobab)

舞台監督:河内崇/北野ひかり(ステージワークURAK)

照明:中山奈美

照明操作:古矢涼子

音響:相川貴

写真:金子愛帆

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この記事を書いた人

asamicro
ダンサー/振付家/egglife主宰

10歳の頃からHIPHOPを学び、キレのある動きと猫背、中毒性ある振付が特徴。
コンセプトは “明日の朝の期待をつくる” とし幼少期の経験や記憶をもとに、言葉にならない感情や生きづらさをユーモアな動きとスピーディーな展開で提示。《家族と社会と自身の距離》をテーマに踊りを創作する。

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