egglife×迎英里子「誰も見ていない場所で、たしかに わたし は踊っていた」

egglife×迎英里子「誰も見ていない場所で、たしかに わたし は踊っていた」

【誰も見ていない場所で、たしかに わたし は踊っていた】

小学生の頃、誰も見ていない家の中で、こたつの上がasamicroのステージだった。家族がスーパーへ出かけ、1人で留守番ができる週末が狙い目だった。ひたすらテレビの中のアイドルの真似をして、自分ではない誰かになる時間に夢中になっていた…。

本作は、妊娠後期におこなう胎児心拍モニター(ノンストレステスト=NST)を演出に取り入れながら、個々が生まれ持った“生命力”について見つめている。

子どもの頃、他者からの視線に怯え、自宅に引きこもっていたasamicroにとって、見えない存在こそが大きな圧力になっていた。

そして現在、歳を重ねたasamicroは、子どもを「産む」のか「産まない」のか「産める」のか「産めない」のかという問いとともに、不在の存在が常に頭の中に現れている。

あなたと目に見えない誰かを感じながら、想いながら、悩みながら、美術家・迎英里子との共作により育まれた身体性や思考は、ダンサーたちをどのように踊らせていくのか。そして何を心に残すのか。本作はasamicroとダンサーにとっても実験的でもあり、心の眼を養うトレーニングでもある。


「誰も見ていない場所で、確かに わたし は踊っていた」

初演2026年1月31-2月1日 吉祥寺シアター

主催・企画製作:吉祥寺シアター

演出・振付・構成:asamicro

舞台美術:迎英里子

出演:山中芽衣、佐藤琢哉、田花遥、森本圭治、asamicro

舞台監督:河内崇|照明:山中奈美、古矢涼子|音響:牛川紀政|衣装:Yuto Inano|音楽:小畑仁、庄子渉|フライヤーデザイン:モトムラアヤコ|記録写真:前谷開|記録映像:中瀬俊介

協力:ST Spot|助成:芸術文化振興基金|後援:武蔵野市、武蔵野商工会議所、一般財団法人武蔵野市開発公社

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この記事を書いた人

asamicro
ダンサー/振付家/egglife主宰

10歳の頃からHIPHOPを学び、キレのある動きと猫背、中毒性ある振付が特徴。
コンセプトは “明日の朝の期待をつくる” とし幼少期の経験や記憶をもとに、言葉にならない感情や生きづらさをユーモアな動きとスピーディーな展開で提示。《家族と社会と自身の距離》をテーマに踊りを創作する。

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